犬は家族の一員!ともに幸せに暮らしていけるように準備しましょう

犬と共に暮らす、それは犬が好きな人にとっては憧れの暮らしですよね。「犬を飼ったら一緒にフリスビーをしよう!」「散歩に行こう!」「一緒にアジリティを・・・」そういう夢がたくさんあると思います。

犬は人の良いパートナーになれますので、上手に飼えばその夢も実現不可能ではありません。。特に最近ではペット飼育可の物件も増え、容易に飼いやすくなっていますので、犬と生活することは多くの人にとって夢ではなく、現実的なものとなってきているようです。

でも、犬を飼うということはそんなに簡単なことではありません。そこには犬に対する【責任】と言うものがついてくるのです。

犬は家族の一員になれるとはいえ、人とは全く違う生き物。当然、生き方が違います。そのため、一緒に暮らしていく上でトラブルが起こるのは仕方ないことかもしれません。でも、そのトラブルは家族だけでなく、周囲の人たちを巻き込むことだってあります。そのため、「こんなはずじゃなかった」「こんな犬はもう、飼えない!」そう思ってしまう人も少なからずいます。

また、自分は犬が好きでも、世間では犬が嫌いと言う人もたくさんいます。そういう人たちへの配慮は飼い主が責任をもって行うべきです。マナーがなっていない犬を見たがために犬嫌いになってしまう人も多くいます。そういう人たちが増えてくると犬好きはどんどん肩身が狭くなっていきますよね?そうならないためにも犬をしっかりコントロールしてあげましょう。

犬は昔から人間とともに暮らしてきた動物です。それがうまくいっていたのは、人が犬の習性を理解し、犬を尊重し、うまくコントロールしながら暮らしてきたからです。現代でも、犬を上手にコントロールできさえすれば、人も犬も、楽しく暮らすことができます。

犬と生活するうえで、犬をコントロールできない人は残念ながら、飼い主レベルが低いと言わざるを得ないでしょう。

もし、犬に致命的な癖をつけてしまった場合、飼い主にも愛犬にも不幸な最期が訪れることがあります。日本はペット大国と言われる裏で、年間のペット殺処分数が先進国の中でもトップを争う数の国。殺処分される犬の多くは、飼い主がしっかりさえしていれば死ぬ必要のなかった犬たちです。大半の犬は、しつけによってトラブルを起こさない、賢い犬となりえます。トラブルに出会ってもすぐにあきらめるのではなく、犬の気持ちに寄り添って、矯正しようとする努力を行うのも飼い主の責任の一つです。

人に寄り添って生きる犬だからこそ、彼らにストレスを与えず、お互いが幸せな気持ちで一緒に暮らしていけるよう、うまくリードしてあげるようにしましょう。

このサイトでは、犬と生活していく中で起こりがちなトラブルの代表例と、その対処法を紹介していきます。しっかり勉強して、犬と人との快適生活に役立ててください。

ペット大国日本が、犬たちにとって住みやすい、パラダイスのような国になることを祈っています。

わんちゃん最後の時はどうする?

犬の寿命は長くて20年。飼い主よりも早く死ぬことのほうが多いですよね。犬を飼う時には、最後の時も想定しておくようにしましょう。

寿命で安らかに死んだ場合は飼い主もなんとかあきらめがつきます。しかし、事故死や病気のために安楽死を選択した場合はいつまでも飼い主の心を占める場合があります。筆者が昔飼っていた犬は、寿命間近に脱走し、行方不明になりました。方々探し回り、警察や保健所にも連絡しましたが結局見つからないままです。その時点で年齢が18歳だったあの犬、今でも時々どうしているんだろう?と心にひっかかりがあります。

長い間一緒に生きてきた犬だからこそ、最後は納得する形でお別れしたいものですね。

病気で苦しんでいる愛犬を見て、「楽にしてあげたい」とそう思う人もいる反面、「少しでも長く生かしてあげたい!」と思う人もいるわけです。でも、安楽死を選んでも、延命を選んでも「私が殺したんだ」と思ってしまったり、「余計に苦しませてしまった」と悩むこともあり得るのです。何が正解か?それは誰にもわかりません。でもね、私は思うんです。愛犬と長く一緒に過ごし、愛犬を思いやる気持ちをもって選択した答えに間違いなんてないんだと。安楽死を選んだとしても、延命を選んだとしても、そこに愛があり、愛犬の気持ちを考えて選らんだのであれば、間違いではないんです。よく考えなければならないことであることは間違いありませんが、しゃべることができない愛犬に代わって、飼い主が心を込めた選択には誰も口を挟んではいけないのではないでしょうか?

事故死の場合は飼い主の心に傷が残ることでしょう。先述したように、筆者も犬がいなくなったわけですから思うところはたくさんあります。あの時、新しいリードに替えておけば・・・夜もきちんと見てあげていれば・・・いろんな後悔があります。同じように事故で愛犬を無くした人も後悔をすることでしょう。その気持ちを忘れないようにしてくださいね。

さて、愛犬がなくなって、すぐに埋葬するわけではない時は速やかに棺に入れましょう。犬が入るくらいの大きさの箱に、新聞紙やペットシートを敷き、その中に犬を横たえます。そうしないと、筋肉が弛緩した時に、愛犬のカラダから体液が出てきて箱などが汚れるからです。埋葬まで時間がかかるとき保冷材などを使って腐敗を送らせましょう。亡くなってから2~3時間後には死後硬直が始まりますのでその前に安置をしてしまいましょう。

気を付けてほしいのは、死後しばらくたち、犬の体温が下がってきたときです。犬のカラダにノミやダニがいた時は、新しい住処を求めて一斉に飛び出してきます。そういう危険があるときはタオルを犬のカラダに着けておき、時間がたったらそのタオルを捨てるようにしましょう。

遺体の取り扱いについては自治体のひきとり、火葬、土葬があります。自治体によっては有料ゴミとして処分されることもありますし、土葬は公共の場所は不可ですので、ペット霊園で火葬をお願いするのがベストでしょう。

追いかけてかみつく!それは本能?

コーギーやハウンド系、ダックスなどが最近人気があるようですね。こういった犬種は【狩猟犬】つまり、狩りを行う犬ですので、本能の中に【小動物を狩る】【動くものを追いかける】と言うものが含まれています。それは、人間の子どもですら、攻撃対象になりえるくらいです。ですので、小さなちょこまかと動く生き物を攻撃することを完全になくすのは少し難しいでしょう。

「うちは子どもと一緒に暮らしてるわよ!」と言われるかもしれませんが、それは、子どもがある程度大きくなっているからか、犬が【子供は人間の仲間】ときちんと認識できているか、ただ単に飼い主の目があるから攻撃しないだけなのかのどれかです。きちんと攻撃してはいけない生き物と認識できている場合は良いのですが、そうでない場合、親が目を離したすきに赤ちゃんが大けがをした!なんて事件に発展することもあります。実際に世界的には赤ちゃんがペットの犬にかまれたというのは珍しい事件ではないのです。

こういった狩猟犬の場合、何よりも大切になってくるのは【服従訓練】です。先述の中に「子どもを噛んではいけないと認識している」と書きました。それはこの服従訓練がしっかりなされているからです。服従訓練は、飼い主がリーダーとなり、飼い主の指示によって自らの行動を決められるようにするのが目的です。これにより、犬は飼い主がだめと言ったからダメなんだという考え方をすることができるようになるのです。また、服従訓練と併せて、エサやおもちゃなどを使って、狩猟本能を満たしてやるのもいい方法です。ボールを投げて持ってこさせる、フードの入ったコングを隠して探させるなどの遊びも十分に本能を刺激させ、満足させてくれるものです。飼い主と一緒に行える遊びですので是非、生活に取り入れてみてください。小動物や車、自転車などへの攻撃性は、狩猟犬の場合はある程度は仕方のないことだと言えるでしょう。だからこそ、人が上手にコントロールすることが必要となってくるのです。

狩猟犬だからではなく、単純に今までの生活が影響して小動物を狩る犬もいます。社会化がうまくいかなかった、いたずらが高じて楽しくて狩る、欲求不満、こういった場合はきちんと対処しておきましょう。

狩猟犬の時と同じようにまず、服従訓練から始めます。要求が通らないからと言って人や周囲の小動物に攻撃を加えることを許してはいけません。それと同時に飼い犬の生活の中で不満がありそうなところは改善していきましょう。寝床が汚い、散歩をしてもらってない、飼い主がどなる、いつもほったらかし、こんな状況じゃ犬だってキレます。生活を十分見直し、繰り返し服従訓練を行うことで、改善されることでしょう。

いたずらが高じて覚えてしまったときは、その期間の分だけ時間をかけるつもりで頑張りましょう。追いかけたりし始めたらすかさず「ダメっ!」、と声をかけ、座らせるようにしましょう。チョークチェーンを使って、わざと自転車か何かを追いかけさせ、転ばせるのも手ですね。

雄犬が寄ってきた!避妊してないメスがいると大変!

メス犬を飼っている場合、避妊手術をしていないと、年に2回、10日から2週間ほどほど発情期が来ることになります。発情期間中はメスは独特のフェロモンを出し、そのフェロモンに雄犬が誘われてくるのが今回の問題のお話です。

メス犬の発情(ヒート)に気づいたオスたちは、飼い主でも制御できません。リードを引きちぎったり家の塀を飛び越えたり、雄同士でメスをめぐるケンカをしたり、マーキングをしまくったり…とにかく迷惑千万です。しかし、先述したように、飼い主でもコントロールできないのですから、避妊していないメスを飼う方が自衛するしかないのが当然でしょう。

「そんな!うちの子にとっても迷惑なのよ!」「庭におしっこまきちらされたり暴れられて花壇めっちゃくちゃなのに!」と思うかもしれませんが、オス犬を飼っている方からしたら「避妊しないなら対処しててよね!」「うちの子がストレスたまっちゃって困るわ!」と思っている可能性があることも忘れないようにしましょう。交尾できないのに近くに発情中のメスがいる、それはオス犬にとっては拷問のようなストレスなのです。なので、避妊をしないという方向で飼って行くのであれば、きちんと対処法を考えましょう。

まず、犬が発情しているときは公共の場には連れて行かない。これは当然のことです。カフェやドッグランなどはもってのほかです。散歩もできる限り他の犬が出歩かない時間にするようにしましょう。要はオス犬との接触を避けるのです。これはメス犬を飼う側がきちんと配慮しないといけないことですので、注意してください。

オス犬がメス犬の発情を知る手がかりの一つに排泄物のにおいと言うものがあります。出血を自分でなめとる犬はいいのですが、そうでない犬にはナプキンなどを当てて血の匂いをさせないようにしましょう。

可能であれば、家の中で飼い、外に匂いを出さないようにするのが良いでしょう。これでしたら、勝手に入ってきたオス犬と交尾してしまう危険性が減りますので一石二鳥ですね。

余談ですが、発情中のメス犬は受け入れ態勢万全です。オス犬が寄ってきたら交尾をする可能性はすごく高いことでしょう。もし、予防接種も何もされていないオスとかかったら、もし、メス犬よりもずっと大きい犬とかかったら…そういった場合はメス犬の命にかかわってきます。よそのオス犬に絶対に会わせないようにしてください。

ただ、筆者の観点から言わせていただくと、ブリーダーでないとか、飼っている犬がブリーディングタイプやショータイプではない場合は避妊手術をすることをお勧めします。発情ストレスがなくなることにより、寿命が延びるという研究結果も出されていますし、生殖器やホルモン関係の病気にかかるリスクも予防できます。体調の関係で避妊手術ができない場合は獣医さんとよく相談し、ホルモン調整の薬を出してもらうなどすると良いでしょう。間違っても素人繁殖はしないことです。繁殖する予定がない人は避妊手術をさせるのが一番簡単で確実な方法です。犬自身のストレス除去と言う観点を見てもできる限り避妊手術は受けさせておいた方が良いでしょう。

犬が脱走!その時飼い主がとる行動は?

スーパーなどで【犬を探しています】と言う張り紙を見たことはありませんか?実は犬の脱走は割とよくあることなんです。「雷の音にびっくりして」「首輪が緩んでた」「玄関を開けたすきに」などの他に、「近くに繁殖期のメス犬がいた」「他の犬の喧嘩に巻き込まれた」など、いろいろな要因がわんちゃん大脱走の原因となります。

「え~、犬ってすぐ帰ってくるでしょ!」と思うでしょうが、そんな単純な話ではありません。帰ってこない犬だっているんです。

まず、気にしないといけないのは事故。車社会の現代ではこの事故によって帰ってこれない犬がたくさんいます。事故で即死しないまでも、足を怪我した、倒れたなどの理由で動けなくなったり、引いた人が病院に連れて行き、そのままそのうちの子になってしまうなどのケースがあります。

また、人懐っこい犬も、誰かに拾われてよその犬になってしまうこともあります。

そういうケースの他には繁殖行動のせいで脱走と言うのもあります。特に近所に発情期を迎えたメス犬がいる場合、オス犬の執着はすごいものです。中にはリードを引きちぎってまで脱走することも。そうやって脱走した後、他のオス犬とケンカしながらテリトリーを拡大させようとすることもあり、そうなったら何キロも先まで行ってしまい、飼い主の思わぬところで見つかることがあります。見つかればいいのですが、上記のようにけがをした、他の人に保護されたなどの場合は何らかのアクションを起こさない限り帰ってこれないでしょう。

もし、愛犬が脱走した場合、すぐに保健所、警察に連絡しておきましょう。もし、事故にあった、どこかで保護されたなどがあればすぐに連絡が入ります。保健所に保護された場合、飼い主が名乗り出ることがなければ待っているのは殺処分です。そうなる前に必ず連絡しておいてください。

また、ポスターを張ることも有効です。その際、お店や駅など、たくさんの人の目に触れるところに貼るのがベストです。目撃証言などが得られると、探す目安になります。ポスターのおかげで見つかることも多いので活用してみましょう。

ネットでの捜索も有効ですね。ネット上では迷子の捜索HPや、保健所が取り扱う張り紙掲示板などがあります。犬の行動範囲は猫に比べてかなり広いです。特に中型犬や大型犬は1日で1~5キロほどの移動をすることが可能ですので要注意。たった2~3日で隣県まで行っていたなんてことはざらにあります。そういう時に役に立つのがこういったネットへの投稿でしょう。

大型犬の場合は保健所に通報されることが多いので見つかる可能性は高いです。逆に普通の日本犬の場合は、珍しくもなんともないことから周囲から放置されがちで見つからない傾向が。子犬は捨て犬と間違われ、どこかの家に引き取られる、小型の猟犬は人に攻撃的である場合が多く、放置され、結果、行方が分からないままの場合があります。目撃証言があったらすぐにいくようにし、愛犬が移動したりする前に保護できるようにしましょう。