コーギーやハウンド系、ダックスなどが最近人気があるようですね。こういった犬種は【狩猟犬】つまり、狩りを行う犬ですので、本能の中に【小動物を狩る】【動くものを追いかける】と言うものが含まれています。それは、人間の子どもですら、攻撃対象になりえるくらいです。ですので、小さなちょこまかと動く生き物を攻撃することを完全になくすのは少し難しいでしょう。

「うちは子どもと一緒に暮らしてるわよ!」と言われるかもしれませんが、それは、子どもがある程度大きくなっているからか、犬が【子供は人間の仲間】ときちんと認識できているか、ただ単に飼い主の目があるから攻撃しないだけなのかのどれかです。きちんと攻撃してはいけない生き物と認識できている場合は良いのですが、そうでない場合、親が目を離したすきに赤ちゃんが大けがをした!なんて事件に発展することもあります。実際に世界的には赤ちゃんがペットの犬にかまれたというのは珍しい事件ではないのです。

こういった狩猟犬の場合、何よりも大切になってくるのは【服従訓練】です。先述の中に「子どもを噛んではいけないと認識している」と書きました。それはこの服従訓練がしっかりなされているからです。服従訓練は、飼い主がリーダーとなり、飼い主の指示によって自らの行動を決められるようにするのが目的です。これにより、犬は飼い主がだめと言ったからダメなんだという考え方をすることができるようになるのです。また、服従訓練と併せて、エサやおもちゃなどを使って、狩猟本能を満たしてやるのもいい方法です。ボールを投げて持ってこさせる、フードの入ったコングを隠して探させるなどの遊びも十分に本能を刺激させ、満足させてくれるものです。飼い主と一緒に行える遊びですので是非、生活に取り入れてみてください。小動物や車、自転車などへの攻撃性は、狩猟犬の場合はある程度は仕方のないことだと言えるでしょう。だからこそ、人が上手にコントロールすることが必要となってくるのです。

狩猟犬だからではなく、単純に今までの生活が影響して小動物を狩る犬もいます。社会化がうまくいかなかった、いたずらが高じて楽しくて狩る、欲求不満、こういった場合はきちんと対処しておきましょう。

狩猟犬の時と同じようにまず、服従訓練から始めます。要求が通らないからと言って人や周囲の小動物に攻撃を加えることを許してはいけません。それと同時に飼い犬の生活の中で不満がありそうなところは改善していきましょう。寝床が汚い、散歩をしてもらってない、飼い主がどなる、いつもほったらかし、こんな状況じゃ犬だってキレます。生活を十分見直し、繰り返し服従訓練を行うことで、改善されることでしょう。

いたずらが高じて覚えてしまったときは、その期間の分だけ時間をかけるつもりで頑張りましょう。追いかけたりし始めたらすかさず「ダメっ!」、と声をかけ、座らせるようにしましょう。チョークチェーンを使って、わざと自転車か何かを追いかけさせ、転ばせるのも手ですね。